たまにこのブログでも、通根していて~とかって書いて・・・いるかな?あまり書いていないような気もしますが、四柱推命の記事を読んでいると通根という単語に出会うことがあります。

勉強し始めの頃は、何のこと?何を言っているんだろう?と思っていたので、今回は通根について説明してみたいと思います。

簡単に説明します。

通根とは、天干の五行が、それと同じ五行を持つ地支と繋がることです。

簡単に言えば、天干と同じ色が地支の蔵干にあれば、通根していると言えます。

上の命式なら、

  • 日主癸は、子と辰に根があり通根しています。
  • 時柱の壬も癸と同様、子と辰に根があり通根しています。
  • 年柱の丙・月柱の庚は同じ色がなく、根がないです。

と、こんな感じです。

では、通根しているとどうなのでしょう?

通根しているとどうなの?

基本的なイメージとして、お花畑のバラと、風呂に浮かべられたバラを思い浮かべてください。

その違いです。(どの違い・・・)

要するに、根っこがあるものの方が養分を摂れるので強いのですね。

では、話のレベルをもうひとつ上げます。

これは先程と同じ命式です。

癸と壬は共に通根していましたね。でも、各天干の真下をみれば、少し様子が違います。

癸の下は卯で木、壬の下は子で水ですので、柱単位で見れば時柱が通根した柱となり強いです。

強いというのは、象意が出やすいということです。逆に、丙・庚のように根のないものは象意が薄いです。

でね、ここからは内緒話ですが、本とかサイトに載っている五行や星の意味がありますが、あれは、根があるものに使える意味と思っていただくと、読み違いが少なくなります。

例えば、頭が良いと言われる星があったとしても、それに根がなければ頭が良いとは読めないですし、正義感があると言われる星に根がなく、その他の条件も併せれば、正義に反するという意味になる場合があります。

じゃあ根のないものは使えないのか?と言えばそうでもなくて、運気でその天干の根になる地支が巡ってくるような時期は、その力が強まったりします。

運気で鍛えられて使えるようになったりするし、時期が来なくとも必要であれば鍛えたらよいのです。

ということで、今回は基本的な通根の意味について説明しました。バラの例が良かったのかどうか・・・うっすらモヤモヤしながら終わりたいと思います。

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