いつまで満員電車に揺られて会社に行くの?みたいな言葉で会社を辞めたくなったことがあります。

過去の自分に言ってあげたいのは、「満員電車が嫌なら会社の近くに引っ越しすればいい」です。

(イラスト:いらすとや)

さて、四柱推命では向き不向きを見ることができるので、会社員ではなく自分の力で何かをしていきたいんだという話題も結構上がるのですが、ここで気をつけたいのが、極端な2択で考えていないかな?ということです。

会社を辞めて起業するか、苦汁をなめながら会社員をするかみたいな2択で考えている場合、働きながらより条件の良い会社への転職活動を頑張るという選択肢もあることを思い出したいところです。

それでね、今回は、仕事を変えたくなった時、命式の向き不向きだけを見てたら選択を間違えることがあるかもよということを書いてみたいです。

向き不向きにも時期がある

例えば商売に向いていそうな命式の人でも、今後商売運が下がる時期が続くならば、会社員でいる方がリスクが低いです。

同じように、社長っぽい命式と言われたのに専業主婦ですというような場合、命式に添った生き方をしていないとか、本来の力を出せていないというわけではなく、そういう風が吹かなかったというだけの話だったりもします。

音楽でも絵画でも製品でも、売れるものは、時代がかなり影響しています。

有名な画家の絵で存命中に大ヒットした方はどのくらいいるでしょうか?その時に売れなかったからと言って才能がなかったわけではありませんよね。

個人レベルでも同じことです。

こう書けば、運気が悪ければやりたいことをしてはいけないのかとか、上手くいかないのかと捉えてしまうかもしれませんが、それは違います。

やりたいことはやったらいいのです。

リスクがない時なんてありませんし、何かやりたいことがあってチャレンジするのは良いことです。

でも、特に何もないのに、社長に向いてる命式なのに社長やってない!自分を活かせていないのかも!!のようなことを思うならば、それは、必要なかったはずのことを、誰かに言われただけの理由で自分に求めたと思った方が良さそうです。

(イラスト:LooseDrawing)

自分に変化を起こしたくなった時、向き不向きから考えていくことも間違えではありません。

でも、生活を成り立たせるってそれだけではないから、

本当は何に不満や不安を感じたのか、本当はどういう今であってほしいのか、

そういう部分も確認できたら、少なくとも安易で極端な選択に、変な勇気を出して進むことはないだろうと思うのです。

四柱推命は、極端な選択を提示するものではなく、私という在り方や進む道に、少しのアドバイスや希望を添えるものとして上手く使ってほしいなと思っています。

ちなみに「本当はどうあってほしいのか」は十二運にもヒントがあります。

参考:【十二運】足元の幸せを見つけるヒント

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