四柱推命って美しいなと思うのですが、その理由は、景色や空気・温度などを感じるからです。そしてそれらを捉えられたら、音や匂いまで感じられる気がして、もっともっと知ってみたくなります。

今月(2023年12月)は甲子という干支が巡っているのですが、この干支は60個ある干支の中の1番目のものです。ちょうどいい機会かなと思ったので、干支の風景を書いてみようと思います。

(画像はAdobe Fireflyで生成)

甲(きのえ)は、木の五行で樹木を表します。

子(ね)は、水の五行です。時間では23時~1時、季節では真冬、方位では北を表します。
蔵干は壬と癸で、混じり気のない純粋な水です。

甲は十干の、子は十二支のトップバッターで、ここから60の干支の旅が始まります。

命式全体の景色を見る時は、周りの他の干支も考慮しますが、今回は甲子だけでどんな風景になるか、上のキーワードを使って、イメージしてみます。

(画像はAdobe Fireflyで生成)

ザクザクと雪の中を歩く音と、星々のささやきだけが聞こえそうなシンとした空間。

白い息で手を温めながら歩いたその先に、凛とたたずむ木を見つけます。

木にとって真冬は成長期ではありません。

でも、寒い中懸命に立つ木は何かの始まりを予感させます。

しっかり根を張り、芯は暖かく、まっすぐ伸びる為の妥協はしない。

ゆっくりとゆっくりと、着実に伸びていこう。そんな声が聞こえる気がします。

今回は甲子について書いてみました。
あなたの命式にはどんなストーリーがあるでしょうか?色々思い浮かべてみると楽しいですよ。

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