今回は、命式を読んでみたいけれど、どうやって読めばいいんだ!という方に向けて、とりあえずここだけ知っておけば読みやすくなるんじゃないかな?ということを書いてみます。

はい。これだけです。これだけ覚えて帰ってください。

年柱と月柱は社会エリアを表し、日柱と時柱は自分エリアです。自分の部屋の中とその外全部というイメージで分けていただくと良いです。自分に備わっているものは自分エリア、社会で出会うものは社会エリアにあります。

例えば才能や仕事の情報は社会エリアにあります。自分エリアも基本的に持っているものや能力を見ることができますが、趣味のように、得意(好き)だけど仕事には結びつかないようなものも含まれます。

あんまり細かく読もうとすると訳が分からなくなると思うので、ひとまずこれだけでOK!

命式には、扉の外から自分の部屋の中に何を持ってきて、どんな部屋を作りたいか、作れそうか、その手段はどんなものがあるか、という情報が載っているということだね。

それでも、もう一声!と望まれる方は、ここから先も読んでみてください。

エリアをもう少し分けてみる

年柱:社会的な場所、先祖を意味する場所

月柱:年柱より規模が小さい社会的な場所、実家を意味する場所

日柱:自分の場所

時柱:自分の庭のような場所、子孫を意味する場所

年柱が国なら月柱は都道府県、年柱が先祖なら月柱は実家、つまり、年柱の方が月柱より規模が大きな社会になります。また、時柱は自分が産みだすものが置かれる場所になります。

年齢で見る場合

年齢はざっくりしています。ですから、子供・若者・中年・お年寄りくらいのざっくりイメージで良い気がしますが一応書いてみます。

年柱:~18歳ごろ/少年期

月柱:18~36歳ぐらいまで/一生

日柱:36歳以降/晩年

時柱:晩々年/幼少~晩々年

<豆知識>
結婚の時期を見る時などに年齢を当てはめることがありますが、実は四柱推命で晩婚と言えば月柱以降を指します。今の時代だと20歳で結婚は早い方ですが、時代が違えば晩婚と言われていたということになるのですね。。。

天と地の違い

天干は外側に表れる世界、地支は内面世界です。

行動や才能などは天干、無意識の中に隠れているものなどは地支で見ます。

星の違い

通変星は才能や得意不得意が分かります。また、親兄弟、仲間、恋人などを通変星に当てはめることも出来たりします。

十二運は補足で使うことが多いです。その柱のエネルギーを表すバロメーター的なものがあるんだな、くらいの認識でとりあえずOKです。

<参考>

ということで、今回は、基本的な命式のイメージを書いてみました。

ちなみに、各項目はAND条件(且つ)ではなく、OR条件(または)で読めます。

例えば、才能を読みたいなら社会エリアを見ますが、そこに年齢も当てはめてしまうと、年柱は18歳までだから・・・18歳までの才能??ん??どういうこと??となってしまいがちです。でも、OR条件なので「仕事は年柱や月柱にヒントがある」まででOK。細かくするとほんと迷いの森にハマるので、今はざっくりでOKです。

もっと詳しく読んでみたい!という方はプロを頼ってくださいね。知識として四柱推命を学んでみるのも面白いと思いますよ。

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