私はあなたの思ってる私とは違うんです。。って心の中で叫びたくなることはありませんか?

私はあります。逆に、そう思ってくれるならラッキーだなぁ本当は違うのに!と思うこともあります。

30歳を過ぎたあたりから、ギャップは上手く利用したらいいと思うようになりましたが、昔は結構、違うねん!私はそんなんちゃうねん!と、他人と自分とのズレが気持ち悪かったり、怖かったり、重荷だったりと、私の知っている私しか認められませんでした。

けれど、他の人がそう思うってことは、おそらくそのような行動をとっているのでしょう、求められればできるのでしょう、ということで、じゃあ命式の中ではどこでそれを確認できそうかな?と考えれば、色々思い浮かぶのですが、今回は十二運で見てみようと思います。

↑ここから命式を出せます

年柱と日柱の十二運をチェック

ご自分の命式が出せたら、下の図の場所をチェックしてみてください。

十二運は、人の一生を12段階に表したもので、胎から始まり絶に向かいます。

日柱は根本的な自分を表す場所です。
ここの十二運を、自分が落ち着く自分の姿とすれば、年柱は社会での振る舞いと言えます。

社会では、意図的にそう振る舞っている場合もあれば、そうなっちゃう場合、求められてそうしている場合もあるでしょう。

私ってどうしてそう見えるのだろう?とか、
何故こういう人たちが集まってくるのだろう?とか、
いつもなぜかこういう役割を負っているとか、

そういう疑問が多いなら、日柱と年柱の十二運にギャップがあるのかもしれません。

命式に何歳くらいの人がいる?

十二運は、上の図のように、それぞれの年齢層を当てはめることができます。

キーワードを書いてみますので、ご自分の十二運がどんな人かイメージしてみましょう。

<この十二運は、どんな人?>

:胎児
→これから生まれる人、まだ生まれていない、細胞分裂、変化が多い、好奇心旺盛

:赤ちゃん
→生まれたての人、素直、かわいがりたいと思わせるものがある

長生:幼児/小学生信頼できる長男
→順応性がある、ぐんぐん成長していく、お茶目

沐浴:中学生思春期の子供
→率直、不安定、自由を求める、妄想、ロマンチスト

冠帯:高校生
→モラトリアム期、我が強い、努力家、上昇志向、華やかさ

建禄:働き盛り青年
→自分自身、努力家、一途、実行力がある

帝旺:社会活動のピーク中年/社長
→自分の世界がある(作る)、それを統治する、俯瞰、計画性が高い

:長老/会長
→知識と経験が豊富、慎重、保守的、発言力が重い、一歩引いた姿勢

:病人
→空想する、想像、妄想、表現者、弱気

:死者
→直観力、発想が突飛、ひらめき、客観と俯瞰、人が気づかないことに気付く

:お墓の中墓守
→コツコツ、計画、掘り下げる、マニア、オタク

:魂
→天才肌、気分屋、変動、強烈な個性、極端

今回の例で使っている命式ですと、日柱に衰の長老がいて、年柱に絶の魂がいます。

長老ですので、ご本人的には落ち着きを好み、あまり出しゃばりたくもないけど、求められたらサポートするぞ!って感じかもしれません。けれど、社会側にいるのは魂ですので、現実感がないというか、ご飯を食べている姿とか、トイレに行く姿が思い浮かばないような人。不思議な魅力がある人。そんな感じで見られているかもしれません。

長老と魂の共通項は、距離の遠さがありそうです。長老を会社の会長に置き換えて考えれば、誰にでも会える人ではないですよね。魂もみんなからは見えないです。だからもしかすると、孤独を感じることがあるかもしれません。でも、どちらも人生の後半の段階にある星で、小中学生が寂しいと言っているのとは趣が違うのです。この人は、孤独は人生を豊かにしてくれると知っている人なのかもしれません。

けれど、実際に社会活動をする場合、一人で大丈夫!になりすぎると、上手く回らないこともあります。そんな時は、一歩前へ!が解決の鍵になりそうです。

人から持たれやすいイメージの場所に絶がありますので、人が思いつかないような考えを持っている人というような印象を持ってくれる人もいそうです。で、これは社会と自分を繋ぐものでもあるので、そこを活かして実際の評価にしたいです。

では、どうするか。

長老が、町のちょっと変わっているけれど面白い人物に助言をするようなイメージを持って、自分を動かせばいいのかなと思ったりします。

命式の配合にもよりますが、長老は戦場に行く人ではないので、自分の作戦を活かしてくれるとか、手となり足となってくれる人をチームメイトにするとかも良さそうです。魂をより活かすなら、目に見えない動きを目に見えるようにしてくれる魔法を持っている人を仲間にするとかも良いですね。長老の確かな目と、魂の自由な目を自分の中で出会わせてあげることで生まれる何かがあるように思えます。

ちなみに、個人的に沐浴にはこんなイメージがあります。

(イラスト:いらすとや)

今回は、自分から見た自分と、人から見た自分について書いてみました。

自分のことについて考えてみたくなったら「研究室」の扉をノックしてください。

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