許可されていない命式を見ても何も浮かばないという不思議な現象が私にはあります。

命式を見れば何でも分かるという占い師の方が結構いるのですが、私の場合、頼まれていないものに関しては本当に何も浮かばないのです。

もちろん読み方には理屈がちゃんと存在するので、その通りにしたら読むことはできるはずなのですが、本当に読めない。四柱推命を知らない人と同じように、文字の羅列としてしか見えないのですね。

命式が搭乗ゲートだとしたら、そこから先に入れない感じといいますか。。。「無」なのです。

けれど、勉強として師から出されるお題は、その方からは許可は下りていないにもかかわらず解けるのです。

これ、何の違いだろうと思っていたのですが、読もうとするものの違いではないかと考えました。

(イラスト:LooseDrawing)

勉強では一応正しいとされる答えがあります。受け取る相手は師匠です。これは、命式のご本人がどう思われるかは別として、学問的な正解を見つける作業です。

けれど、鑑定となると違います。人には心があるので、その人にとってのbestやgoodな正解があります。

石のメッセージを読むときもそうで、道ですれ違った人の腕に石のブレスレットがあれば、石の名前は分かります。定型的な石言葉も分ります。けれど、その人宛の個別のメッセージは分かりません。

(運気と石のメッセージのお届けについては「森の洞窟」をご覧ください)

つまり、個人の領域に触れるようなものは、その人を守る何かが見れなくしているのではないか、もしくは私を守る何かが見えなくしているのではないか、と思うことがあるのです。

(イラスト:LooseDrawing)

見えない世界のことは見えないので、それが正しい解釈だとは断言できないのですが、いちいち読んでいたら相当疲れることだけは分かります。

例えば、過去に女子会で3人同時に無料で簡単な鑑定をしてしまったとき、私の意識は吹っ飛びました。3人の性質の鑑定に加え、その友達の気になる人はどんな人かも何名分か見たのです。

見ている最中もそうだったのですが、鑑定後、強烈なだるさと睡魔に襲われ、しばらく体調も悪かったです。

そのとき、鑑定代は通行料なんだろうなと思いました。

PIYOPIYOWORKSの占いですと私がいただく側になりますが、鑑定代という形でお客様の個人的な場所に入る通行許可書を発行していただくことによって、それに見合う場所を見ることができるということだと思います。

でないと、侵入者だ侵入者だ!!!ということになるのでしょう。

そして、私だけが痛い目にあうのかと言うとおそらく違います。

なぜなら、提供者側の技術がある場所と橋を繋ぐからです。そこの通行料も発生しているのですね。

(イラスト:LooseDrawing)

無料です!と提供者が言っているものに関しては、どんどん楽しんでOKですが、そうでないものに関して、不当な値引きを要求したり、無料でお願いした場合は、本来かかったであろう通行料がどこかでかかってくるはずです。

本来受け取れるはずだった情報より少なかったとか、質が下がったくらいだったら、まだいい方じゃないかなと個人的には思います。それでチャラにしてもらえるなら。

ちなみに、ピヨのnote限定企画ではお気持ちでという形を取っていますが、宣伝としての意味もある為、応募してくださるだけでもこちらに一定のメリットがあります。

だから、0円でも問題ないと私が先に決めているので、私が文句を言うことはありません。いただけた方が嬉しいに決まっておりますが。。。

ということで話が広がってしまいましたが、許可がない命式と通行料の概念はいろんなところで当てはまりそうだなぁと思ったピヨでした。

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