木火土金水の五行の中の金の陽干である癸(みずのと)は雨水の例えです。
今回は癸について書きたいと思います。

色んな癸をイメージしてみる
水の五行は知恵を意味することから、癸には正直で研究心があるいう特徴があります。
日干が癸なら、気質の強さを見るときの目安として冬生まれなら強く、夏は弱いです。
また、地支に亥があれば強いと言えます。

命式に辛があるとそこが水源となりエネルギーを貰えます。

戊があると、その恩恵を受けやすいし、

甲や乙は好きなもの。

雨が固い岩の割れ目にも染み入ることができるように、癸は自分と人との境界線が薄い。

繋がりを見つけ、誰よりも他人を受け入れられる器があるのは癸。

恵みの雨という言葉があるように、落ち着きや癒しを与えられるのも癸。

けれど、何をも拒まず染まる水の性質は、良いも悪いもたくさん寄せつけ、染まりすぎるとも言える。

水滴でも一か所で落ち続ければ穴が開くように、執着が入り混じることもある。

あらゆるものに触れられるのが癸だから、取捨選択は必要。
じぶんにとって必要ないものは流せばいい。

同じ水の五行である壬とは少し違った水のイメージの癸。壬はすでにたくさんの水があり、癸は時間とともに集まったり、ゲリラ豪雨のように局所的に集中することで威力を増すイメージです。命式の中の癸はどんな雨ですか?
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