命式通りに生きれば人生上手くいくとか、命式にはすべてが載っているとか、そういう考えは、ちょっと危ないぞ?という話です。
命式に書かれてあるのは、あなたの基本情報ではあります。
ゲームで例えるならば、そのキャラが持っているから、強くなりやすい武器や、そのキャラにしかできない攻撃。どういうキャラで、どういう武器を持っていて、どういうところは苦手で、どういうところは伸ばしやすいか。
そういう部分が四柱推命で言うところの命式です。
(イラスト:LooseDrawing)
で、ですね、普通に考えると、基本情報より自分が歩んできた分の経歴書の方が強いと思いませんか?
ゲームでも旅を続けていれば色んな武器や知恵がつき、最初の町で言い渡された性質よりも当然強くなります。
だから、○○な性質がないからという理由で、諦めたり、卑下したり、羨んだりする必要もありません。
ゲームを続けていれば、ないものはどこかのステージでGETするかもしれないし、レベルアップしていけるし、最初の武器を手放すこともあるし、何もイベントのない町で散歩することだってあります。
それが生きてるってことであり、基本的にそれで十分なはずです。
じゃあ占いなんていらんやんってなるかもしれないんですけど、占いは便利なんです。
四柱推命という占いとの付き合い方
四柱推命では「占いという視点から見た」「基本情報」が分かります。
基本情報って、基本の情報だから未来に投げて指針にするものではなく、材料を見るものなのですね。
それは「私」というものの振り返りに便利なのです。
例えば転職のために履歴書を書くとか、結婚式のスピーチの為に色々思い出を振り返るとか、日記を見返すとか、自分と過去の出来事を振り返る時に、よくよく中身を見てみたら結構ぎっしり詰まっていたなとか、自分ってこうなんだなって思うことがありませんか?
四柱推命は、その作業の占い版と言えます。思い出の中から自分を眺めるのではなく、四柱推命という町にいったん入って、その町のしきたりに沿って自分を眺めるといった感じです。
海外に行ったときに見える自国の良いところとも言えるでしょうか。
けれど、海外旅行に行ったならば、いつかは帰国しなければなりません。ここがポイントで、帰国できない場合、占いジプシーになるのですね。
占い町は自分が分かるので快適です。だけど、それしかありません。良いところを増やすのも、使うのも、色んな感情を味わうのも、思い出を重ねるのも、自分の世界でしかできないことです。
ですから、自分の世界がより楽しく、強くたくましく生きるための短期留学という使い方ができればかなり便利です。
(イラスト:LooseDrawing)
四柱推命は案外困っていないときにする方がおススメです。
焦っていない分、良いものを受け取れるエネルギーもありますし、それをアウトプットしてみようと思える気楽さもあるので、結果的に「最近良い感じだな」というものに繋がりやすいです。
命式通りに生きれば人生上手くいくと思っちゃうと、自分を追い詰めてしまうんです。
命式に答えがあると思い過ぎると、なにかしらの使命があると思って、ずっと自分探しをし続けることになったりもします。
それ、違うで!!
四柱推命は、短期留学、海外旅行、そんな感じで楽しみながら自分の良い部分を知るツールです。
PIYOPIYOWORKSのサービスですと、添乗員をつけてより旅を深めるならば「研究室」を、この地域のうまい店をハシゴするグルメ旅にしたい!などの旅のプランがあるなら「会議室」がお勧めです。
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