この仕事終わったらご褒美にあれを買おう!と思うこと、ありませんか?

私は、あります!
めっちゃあります!

これでモチベーションが上がるならいいのですが、

「ご褒美ではなく、なにがしかの感情の補填」になっていることがあるよ、という話を今日はします。

(イラスト:LooseDrawing)

ご褒美がご褒美になっていないとき

どういう時かというと、ご褒美になんか買おう!の前に、我慢したんやからというのがカッコで入っている時です。

これ、ありません?
私は身に覚えがあります。


ある日のこと、帰りの電車の中で、今回はかなり頑張ってるし、この仕事が終わったらなんか買おー♪ご褒美や!!って思ったんです。

ただ、この時の「かなり頑張っている」というのは、「かなり我慢して仕事してる」という意味で、

要するに、この感情をなだめる為にご褒美が欲しいとなっていたのですね。

基本的に、仕事の報酬はあるわけです。でも、その報酬に見合っていないと感じている。

それで、「ご褒美」という形の何かを買って、補填をしようとしている。

(イラスト:LooseDrawing)

ちょっと待って!その報酬を使って?!

稼ぎに行ってるのに、その時の負の感情をなだめる為になんか買うの?

稼ぎに行ったお金で??

それって経費なん??なに代なん??

それってある意味赤字ちゃう???

足りない報酬を補うためにご褒美を買う


これが、ご褒美の顔をした浪費の構造です。



これは、お金の使い方の問題と、仕事の在り方の問題です。

そしてこの場合、見つめるべきは報酬の額よりも「自分」。


そもそも何に我慢をしたのか?

そこを起点に、同じようなことが起こった場合、次は解決できそうなことなのか?

慣れの問題なのか?

我慢したらよくなさそうなことだったら、今後どう対応する?

そんな風に自分会議を開いた方が、ご褒美(嘘)の浪費は少なくなりますし、

自分はどこでお金を使いたくて、どう使うべきなのかということが分かってきます。


それは、自分にとって必要なものを選び取る力に繋がります。

結果的に、自分の居場所や働き方を考えることにも繋がります。



ちなみに、例に挙げた私の件ですが、

後日、最初に提示されていた額よりも多くの報酬が振り込まれていて、その事をお伝えしたのですが、その額でOKですと返事が返ってきました。

これは結果論ですが、もし、私がご褒美(嘘)の補填をしていたら、この報酬アップはなかったのではと想像しています。


何に我慢しやすいかや、その解決策は人によって違います。

今回のテーマである我慢や浪費、どういう風に働くかなどについて、一度考えてみたいなと思われる方は、お声がけください。

☆PIYOPIYOWORKSのサービス

お申込みやご質問