ほんま、どうしてます?
ネット、書籍でも結構探したんですけど、書かれていないんです。

節入り日時が誕生日の人はいないってこと?そんなことないよね。
けれど、そこを明らかにしないと命式システムの大運の場所が完成しません。

ということで、血眼になってネットの海をサーフィンし書籍を買いあさり、他サイトを研究しまくり・・・
けれど、残念ながらみんな違いました。なので必死で考えました。何を採用するか。自分なりの最適解を。

(イラスト:LooseDrawing)

まず大運の説明をさらっとしますと、10年ごとの運気のことです。
ただし、最初から10年ごとに巡るわけではなく、Aさんは2歳から、Bさんは8歳からというように、最初の運気の切り替え年数が人それぞれ違います。
その最初の切り替えが何歳から入るかを示すのが「立運数」になります。

大運の出し方について興味のある方はこちらをご覧ください!と言いたいですが、記事を書いてないのでググってください。(いつか書きます。たぶん。。)
分かりやすく、書いてくださっている方がたくさんいます。

(イラスト:LooseDrawing)

ということで、この話題に必要な前知識だけ書きますと、大運には順行と逆行があります。

  • 男性で年干が陽の場合、順行
  • 男性で年干が陰の場合、逆行
  • 女性で年干が陽の場合、逆行
  • 女性で年干が陰の場合、順行

この分類があるので四柱推命では性別が必要となってくるのですが、逆にここしか使わないので、10年ごとの運気の流れは知らなくてよいという方は、性別は必要ではないと言えます。

で、いよいよ問題の立運数の求め方に踏み込みますと・・・


順行なら自分の前にある節入日逆行なら自分の後ろにある節入り日との日数を数えます。

こっちのパターンか(月の節入日より誕生日が前)


こっちのパターン(月の節入日より誕生日が後)


以上がルールです。
以上がルールなんですが、、、、


じゃあさ、誕生日時が節入日時と同じ人はどうなるん??


って私はなりました。
これ、どれだけ探しても不思議と答えがありませんでした。
というか、日本語があいまいで分からなかったという表現が正しいです。。。
含むのか、含まないのか、未満なのか、以上なのか。。。

例えば順行の場合、誕生日が当月節入日以前なら当月節入日との差、当月節入日以降なら次月っていう表現が多いのですが、
この日本語をそのまま式にしたらどうなるかというと、

(誕生日>=当月節入日)OR(誕生日<=当月節入日)

となります。
イコールが両方に入ってしもてるし。。。(涙)

(イラスト:LooseDrawing)

特例としての扱い方を書いてくださっている書籍もあるにはありました。
ただ、なぜ特例にしないといけないのかが、そもそも腑に落ちませんでした。

節入日って、〇〇年○○月○○日○○時○○分というように、時分まで決まっているのですね。
ただ、人によっては、分まで計算に入れてなかったり、日までを採用していたりもあります。

前提として、どういう方法で計算するかは、それぞれのやり方でいいということは変わりません。

それにもしも、私が、万年歴を使って手で出す方法をとるならば、まぁ、そういう誕生日の人が出てきたときに考えればいいことだとしていたかもしれません。

もしも、私が誰かが作ったシステムを使う方法をとるならば、そもそも、この問題に出会わなかったのかもしれませんし、そんなものなんだなぁで終わらせていたかもしれません。

ですが、私は自分でプログラムして機械に計算させようとしているので、分からないと指示できないし、決めないと完成しない。。

さぁ、どうする?!

(イラスト:LooseDrawing)

1分でもズレていたら、前を向くか、後ろを振り向いたところにある節をターゲットにすればよかったけれど、同じだと、同じ場所にある節が埋もれますよね。
遥か前と後ろには前月と次月の節が立っていますが、当月は無視する??


この問題、それはそれは、めちゃめちゃ考えました。かなり考え込みました。
で、やっとこれならいいかなと思える自分なりの答えが浮かびました。
それがこれ。


秒の存在です!!!

1分って60秒ある。点じゃなくて線!
何秒生まれなんかは知らんけど、何秒目で節が変わるのかも知らんけど、時間のスペースあるやん!!前も後ろも向けるやん!!順行でも逆行でも当月を見ればいいんやん!!

というわけで、当サイトの節入日ドンピシャの場合のプログラムは、他の誕生日とルールを変えることなく計算しています。

ただ、これが正解かどうかは正直分かりません。(ちなみに同じルールの方は存在してました。発見済)

(イラスト:LooseDrawing)

節入日生まれの方の第一運は、
どのやり方をとるかによって、0歳から、1歳から、10歳からと、少なくとも3パーターンはあると思います。
そして、その後10年ごとに運気が変わっていくので、0か1かならそんなに大差なくても10と比べると大きな差になってしまいます。

けれど、もうね、最後は好きなの使ってっていうしかないんです。
そのくらいあやふやなものだと言ってしまうと四柱推命を扱う身としてはどうかとも思うんですけれど、それが事実なんです。ごめん。

違いのパターンとしては、バグの可能性を除くと、

  • 命式は同じだけど、大運が違う。(←大運の出し方が違う)
  • 命式が違うけど、大運が同じ。(←蔵干の扱いが違う)
  • 命式も大運も違う。(←あらゆる部分が違う)


このあたりだと思う。

もし、これを読んでくださった方が、断言してくれた方が良い!!って方なら、私のところじゃないです。自分の流派に絶対の自信を持っている方のところに行くことをお勧めします。
もしくは、振り返りをして、星の当たりをつけられる方のところがいいと思う。

私としては、望まれれば数パターン出してみて、一緒にしっくりくるものを決めていってもいいし、既にお好みのものがあるなら、それを読んでもいいと思っています。

まぁけど、流派がかっちり決まっている方に出してもらったものは、その流派の読み方で読んでもらうのがいいかなと考えています。
それを私のところに持ってくるということは、その占い師さんに思うところありだったんだろうから、
いい感じになるための作戦を立てるよりも、不信感を覆すことに多くの力をつかう時間にならない??ほんとにそれでいい??という感じがします。

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