土用になると、○○するといいよ!とか、○○は控えてね!というメッセージを見かけたりしますが、そもそも土用ってなんだろうということで、今回は土用について書いてみました。

土用ってなに?

土用は、立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間のことを指します。

この間は「土の気」が強くなる時期で、この時期に土を動かす(農業や建築、引っ越し)と土の神様の怒りを買うとされて避けられていました。

ところで、「土の気」が強くなるってどういうことでしょう?

分かりやすくするため図にしてみました。

子丑寅卯・・・と季節を表す十二支があります。その近くの小さな文字は十二支の蔵干です。

例えば、「立春」は丑月から寅月の切り替え日にあたります。そして、その直前の18日間が土用。

丑の蔵干は癸→辛→己の順で巡ります。立春の直前は「己」で、この時期が土用に当たります。

同じように見れば、どの季節も土の十二支で蔵干も土の時が土用になっています。つまり、土のエネルギーが濃い時期ということになります。

ちなみに、土いじりはダメと言われていますが、全部の場所ではなく季節ごとに土の神様のいる場所が変わるのでそこはダメ!なようです。

私は、そんなんゆーたって作物は待ってくれないぜ!と思うのでそのあたりの知識は書きませんが、興味ある人はググってみてください。

とは言え、この時期、季節の変わり目で体調を崩される方も多いのではないでしょうか?

土には積み重ねる性質があります。無理を重ねていればそれが出てきやすい時ではあるので、ゆっくりされるのもいいのではないかなと思うピヨでした。

(イラスト:LooseDrawing)

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