味方にしたい人と、触らずにいたい人。様々な場面でそんな人たちと出会うことがあります。生涯の仲間もあれば、一時的な協力関係もあり、縁を切りたいと心底願う関係もあります。

これらがどのように分けられているのか超ざっくり言えば、一緒にいて自分が嬉しいか否かだと思いますが、実は命式の中にもそんな存在がいたりします。

○○さん、あの人、アイツ・・・人にはいろんな呼び方がありますが、四柱推命では○○神です。

今回は命式の中の神様たちをご紹介したいと思います。

用神・喜神・忌神・閑神

四柱推命の中で神がつく用語はたくさんありますが、今回はこの4つについてです。

<用神>

命式の中の要となる五行のこと。基本的には、用神が守られている時が良い時で、攻撃されている時が調子が悪い時。一番星であり、全体を盛り立てるリーダーの様なイメージです。

<喜神>

用神を生じる五行。あなたに味方してくれるラッキー神様です。

<忌神>

味方してくれる人がいればそうでない人もいるよねということで、アンラッキーな神様です。喜神の邪魔をします。この神を制するものがくる年は運は上がるとも言えます。

<閑神>

吉にも凶にもなびくどっちつかずの神様です。おヒマだからね。味方に取り込んでおきたいですが、風見鶏です。個人的にはこの神様が好きです。良い悪いしかないのは不自然なので閑神の存在を知った時は興奮しました。(笑)

(イラスト:いらすとや)

じゃあ私の命式ではどれがどの神?ということを知りたいところですよね。私もお伝えしたいところです。実は超簡易バージョンとして見分け方を書いてはみたのですが、全部消しました。書くのは簡単ですが、誠実じゃないなと思ったんです。

流派で違ったりプロでも難しい部分ですし、間違えたら吉凶が真逆になるので簡易で知る意味がないのです。知りたいなぁと思われる方は占い師に聞くかぜひ勉強してみてくださいね。

ということで今回は命式の中の神様たちのご紹介でした。

実は神様だけじゃなくて、「君側」といって王様を守る家来に見立てたり、「捕神」と「賊神」といって警察と悪人に見立てたりと、四柱推命では五行を色んな呼び方で呼んだりするんだよ~。おもしろいですね。

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