突然ですが、甲丑という干支は存在しないということに、あなたは気付いていたでしょうか?

甲子ならありますね。

干支は全部で60個。そう、十干と十二支は総当たりしないのです。

以下に、組合わせ表を載せてみます。

それでね、この表を見て何か気付くことはないですか?

ヒントは、

  • 十干は、陽の甲からスタートし、甲乙丙丁・・・と陽と陰が交互に巡る。
  • 十二支は、陽の子からスタートし、子丑寅卯・・・と陽と陰が交互に巡る。

<陰陽の振り分け>

陽の十干:甲丙戊庚壬
陽の十二支:子寅辰午申戌

陰の十干:乙丁己辛癸
陰の十二支:丑卯巳未酉亥

(イラスト:LooseDrawing)

実は、陽の十干には陽の十二支が、陰の十干には陰の十二支が組み合わさります。

十干も十二支も偶数個ですので、スタートが同じ陰陽であれば、異なる陰陽の組み合わせになることはないのですね。

なぜこんなことを書いたかと言えば、最近実験でサイコロを振っているからです。

アヒルさんが10面サイコロで、青いのが12面サイコロ。

アストロダイスという占星術のサイコロはあるけれど、そういえば四柱推命ではあまり見かけないなと思ったので、実験しているのです。

でね、10面サイコロは十干に置き換えればいいのですが、12面は単純に十二支で置き換えると存在しない干支が出来てしまいます。

なので、少し工夫して読むようにしているのですが、アストロダイスのように占い方がたくさん紹介されているわけではないので、なんのこっちゃ?と思いながら、日々コロコロしています。

工夫って何してる?と気になる方もいらっしゃるかもしれないので書いておくと、十二面は十二運に当てはめます。すると、この十干でこの十二運ならこの十二支だと逆算できるので、この情報から読み解きます。

とは言え、出た目だけで読むのか、命式との作用で読む方が良いのかとか、十干は十干、十二支は十二支で読み分けるとか、いろいろと方法がありそうなので、今のところ誰かを占う為に使うことはなさそうなのですが、おもしろそうだなと思われる方がいらっしゃれば、挑戦してみてください。

アストロダイスみたいに、十干・十二支・十二運のかわいいサイコロがあればテンション上がるのにな。。。なんて思っているピヨでした。

今回は、十干と十二支の組み合わせには法則があるよというお話でした。

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