十二運は日干と各柱の地支との関係から算出することができます。とても補足的なものだと言われている場所ですが、ピヨはこの星を「足元の幸せを見つけるヒント」になると捉えています。なにができるかより、どうあるべきかを示してくれる場所。
何かをするということはとても充実感を得やすいですが、ありたい自分でいることは、それ以上に自分の人生をリラックスさせてくれます。自分の人生にリラックスできていれば、自分の力を無理なく出すことにも繋がります。つまり、この十二運は通変星を使うための潤滑油とも言えます。
例えば旅行でその土地のものを食べるのも嬉しいですが、日々の食事を整えた方が長い目で見たときに安定しますよね。何かを続けようと思えば、遠くから喜びをとってくるよりも、足元にある幸せを満たす方が効くのです。
そのヒントを十二運から知ることができるので、今日は各星のポイントを書いてみようと思います。
各星のポイント
まずは日柱にある十二運を見てください。時柱も自分のものです。足元の幸せを満たすには、まず自分の部屋にいる自分からです。
年柱と月柱は、社会との関わりを表す場所ですので、社会ではそのような状態で見られやすいとか、そのような状態を期待されやすいとか、そんな感じで見てください。
日柱の十二運が社会に出て行って、そこにいる十二運さんとペアで活動するようなイメージをすると、社会ではどんなあり方が楽なのかのヒントにもなります。
以下、十二運のキーワードです。図にはそれぞれの状態や人物像を書いていますので、この状態ならどんなことをするかな?されたいかな?と想像しながら、自分に当てはめてみてください。それが足元の幸せのヒントとなります。
胎→変化、新規開拓、好奇心
養→甘える、素直さ
長生→土台を作る、発展させる、信用されやすい
沐浴→自由を求める、妄想、率直さ
冠帯→独立精神、華やかさ、上昇志向、自信
建禄→実行力、進み続ける、自由、活発
帝旺→統率力、俯瞰、理論派、自分の世界、強気
衰→知識と経験を使う、発言力、サポート役、慎重、保守的
病→空想力、鋭い感性、表現者、欲深さ
死→直観力、客観性と俯瞰性、マニアック
墓→探求心、マニアック、集中できるもの(こと、場所)
絶→体感する、天才肌、精神的孤独
足元の幸せとは、自分に対するモチベーションを保つものでもあります。これらがあなたの何かのヒントになれば幸いです。
あなたの命式を考慮してもっと深く読みたい時は「会議室」の扉をノックしてくださいね。
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