先日、「風景から命式を作ってみよう」という記事を書いたので、今回は柱の組み合わせの法則について、書いてみたいと思います。

法則1

柱を縦軸で見た時、これは絶対にないという十干十二支の組み合わせがあります。

こちらは以前記事にしましたので、そちらを参考にしてください。

参考:気づいてた?十干十二支の組み合わせの法則

法則2

次は柱を横軸で見てみましょう。実は年柱と月柱の組み合わせに法則があります。

  • 甲or己の年の立春(2月)は丙寅。
  • 乙or庚の年の立春(2月)は戊寅。
  • 丙or辛の年の立春(2月)は庚寅。
  • 丁or壬の年の立春(2月)は壬寅。
  • 戊or癸の年の立春(2月)は甲寅。

以降は木→火→土→金→水の順で巡ります。例えば甲の年の3月なら「丁卯」になります。

また、偶数月は陽の干支、奇数月は陰の干支なので、そこが違っていたらその命式は存在しないということになります。

法則3

年月と同じように日柱と時柱にも法則があります。

  • 甲or己の日の23時~1時は甲子。
  • 乙or庚のの23時~1時は丙子。
  • 丙or辛のの23時~1時は戊子。
  • 丁or壬のの23時~1時は庚子。
  • 戊or癸のの23時~1時は壬子。

こちらも以降は木→火→土→金→水の順で巡ります。ですから、甲日の1時~3時は「乙丑」になります。

(イラスト:LooseDrawing)

バラバラに配置されているように思える八字ですが、意外と法則があったりするのです。

余談ですが、だからコンピューターで命式を出すことができるのですね。とは言え、今現在(2025年6月)、気軽に無料で試せるAIツールではまだ正しい命式は出せていませんでした。(出せるようになるのも時間の問題だと思うけれど)

では、それは何故でしょう?

流派の違いで蔵干の部分が違う以前の問題でしたので、自分で命式を出せるようになってみたい人は考えてみると勉強になりますよ。

AIが出すものと正解の命式を見比べれば、何が違うか分かるはずです。ついでにAIは何が得意なのかも分かるかもしれません☆

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